「御利益を得る暮らし方のススメ」と連動して毎月更新するコーナー「今月の縁起物」や「御利益日」などのアドバイスは、毎回好評をいただき、ご案内し甲斐があります。
年末年始特別編として、2016年-2017年の年末年始をより良く過ごし、迎えるためのアドバイスを今年もまとめました。ぜひ、参考になさってみてください。
年越し＆明玉おせち 2016―2017
2016年申（さる）年はいろいありましたね。トランプやプーチンの肩すかしや地震もありました。申年のラッキーカラーは赤だったのですが、本当にそうだったですね。優勝したプロ野球・広島カープも赤。トランプ（共和党）も赤。大河ドラマの「真田丸」も赤と、赤続きでした。
2017年も「赤」プラス「黄色」がラッキーカラーです。2017年は酉（とり）年ですが、「取り込む」といって、新しいことを始めるのにいい年です。商売にしても勉強にしても「取り込め」がキーワードです。
いろいろありすぎた申年の年末は、2017年もいろいろが続くので、乗り切る「体力」「知力」をもつように、「取り込む」にもつながりますが、大晦日（31日）朝一番の日の出の太陽を浴びましょう。大晦日の朝の太陽に向かい「申年にありがとう」といって年を見送りながら朝の太陽を浴びましょう。
また、申年の「納め方」として「箸供養」をしましょう。申年までに日常的に使っていたお箸を変えましょう。年末が忙しくて時間がとれない、間に合わない場合は、年明けでも大丈夫です。箸は封筒に入れて、古いお札を返すときにお箸も一緒に返しましょう。近くの氏神様でも初詣のときでもいいので、古札と一緒に納めてください。
2017年酉年は顔相でいうと鼻と口の部分を表す「兌宮（だきゅう）」にちょうど入るので、新しいお箸で、新しい食をいただく。パワーをもらう。「取り込む」がキーワードですから、うまくつながるように、ぜひともつなげていただき、前向きに食べることを大事にしましょう。食べることからエネルギーをもらうという考え方で、お箸の文化の国なので新しいお箸。が御利益ありの年末の過ごし方です。
2017年の酉という年は秋の季節に入るので、収穫祭で飲めや歌え、接待や賑やかな場で「取り込んで」いく。華やかなことを良しとする年です。酒宴をもつことが、普通の年より効果的なのが酉年ならでは。です。そういうエネルギーをもった年です。
予算削減で飲み食いしない。ではなく、収益が上がればもちろん税金など払うものを払い、利益に余裕があれば宴会などの場を設ける。そういう「お金の使い方」がキーポイントです。
2017年の元旦はお雑煮はもちろんOKですし、酉年ですから、鳥肉をフィーチャーしてください。串刺しの焼き鳥を串から外さず、そのまま食べてください。かぶりついて食べるほうが美味しいですし、御利益ありです。
鴨鍋も良いですね。
お酒も三が日は思い切り愉しんでいただいてOKです。人と集まったほうが良い。賑やかに過ごすのがおススメです。
2017年イチ押し初詣
年始の初詣は、酉年のキーワード「取り込む」でみていくと、人間力、人気。をアップさせるということで、まずは選んでみました。
関東
東京谷中 瑞輪寺（ずいりんじ）
このお寺の中にいらっしゃる「七面大明神」にお参りしましょう。もともとは七面山という山に宿った神さまです。人間力アップに御利益あり。
●最寄駅 東京メトロ千代田線・千駄木駅 徒歩約9分／東京メトロ千代田線・根津駅 徒歩13分／JR京浜東北線・JR山手線・JR常磐線・京成本線・日暮里駅 徒歩約11分
関西
大阪能勢 真如寺（しんにょじ）
関西では、こちらのお寺の「七面大明神」にお参りして、人間力、人気運アップをめざしましょう。
●最寄駅 能勢電鉄妙見線・妙見口駅下車 ●最寄バス停 奥田橋・今西行き阪急バスで「奥ノ院」下車 徒歩約10分
宴会良しの酉年の初詣として、もうひとつおススメなのが、猿田彦神社です。踊り、歌舞の神さまである天宇受売命（あめのうずめのみこと）と共に祀られている神社もありますが、「道に迷えば猿田彦」といい、迷ったときにいい神さまです。芸能、接待の神さま・天宇受売命からはインスピレーションをもらえます。以下に挙げたのが関東・関西の代表的な猿田彦がいらっしゃる神社ですが、近所でもまずは猿田彦を探して先に参り、天宇受売命も続けて探してみてください。
関東
東京赤坂 日枝神社
「庚申さま」の名で親しまれる猿田彦神が境内に祀られています。
●最寄駅 東京メトロ千代田線・国会議事堂前駅 徒歩5分／東京メトロ銀座線・南北線・溜池山王駅 徒歩3分
関西
三重伊勢 猿田彦神社
その名のとおり、関西を代表する猿田彦神社です。伊勢・内宮の近くにあります。
●最寄駅 JR東海参宮線・伊勢市駅／近鉄・宇治山田駅／近鉄・五十鈴川駅 ●最寄バス停 三重交通バスで「猿田彦神社前」下車
