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Meigyoku Eyes

5月のメッセージ

皆様、お元気ですか?明玉です。四月にメッセージが出せず申し訳ありません。右眼の治療で休みを頂き、メッセージの作成が遅れてしまいました。
3月のメッセージにて父を亡くしたこと、人間の死について触れたところ、数々のあたたかい、そして、心のこもったお言葉、お気持ちをいただきありがとうございました。皆様のお気持ちがどれほど、私の支えになったことか…本当に感謝いたしております。

さて、今年の4月は雨も多く、満開の桜は北海道に移っていますが、皆様も短い間ではあったことでしょうが桜を楽しまれたことと思います。
東京の上野公園の桜も有名ですが、上野寛永寺の薬師如来は瑠璃(るり)光薬師といい、比叡山にある「瑠璃堂」の薬師如来と同じものです。江戸城の北東(鬼門)を守るため、上野に寛永寺を創建し、東叡山とし、江戸城を守りました。不忍池(しのばずのいけ)は琵琶湖を表し、弁財天をまつっております。
清水観音堂もあり、まるで京都、比叡を再現するかのよう。比叡山の「瑠璃堂」は明玉も縁が深く、よくお参りにまいりました。瑠璃堂にある薬師如来は秘仏で未公開です。600年前、織田信長が比叡山焼き打ちを行った際、この「瑠璃堂」は難を逃れ、生き残りました。この「瑠璃堂」にある薬師如来が瑠璃光の後光をもっていらっしゃり、霊験あらたかな薬師如来と言われています。昔は病院も薬もなく、庶民は特に、みほとけにすがるしかなかったのでしょう。
今も薬師如来は「病気治癒(ちゆ)」や「健康維持」「美容促進」などに有効、有益です。

有益といえば、「御利益」という言葉がありますが、昔から庶民は「御利益」を得て少しでも前向きに豊かになりたいと願っていました。なにか煩悩のような欲深いものに感じやすいのですが、そういうものではなく、「ささやかな幸せ」ととって、その「ささやかな幸せ」の積み重ねが幸せな実りある人生ととらえて、生きてゆくセンスでしょうか。このセンスが大切で今も生活や習慣に残っています。

昔から伝えられている縁起物、いわゆる「御利益」をもってきてくれるものですが、
[縁起物]
大黒様  恵比寿様
招き猫  小槌   無事カエル
銭亀   だるま  軍配
うちわ  六ひょうたん
お多福  ウグイス
「福銭に茄子」   熊手
毎日の生活の中で、「御利益」のある新しい「縁起物」を探して、新しい幸せな人生をクリエイトしていきましょう。

明玉は新しい「御利益のある縁起物」を提案していきます。

平成二十七年五月吉日
明玉

 

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